「コーヒーを淹れるとき、最初にお湯を少し注いで待つ時間って、本当に必要なの?」
このページを開いたあなたも、そう感じているのではないでしょうか。
実は、この「蒸らし」と呼ばれる工程。
面倒に感じるかもしれませんが、美味しいコーヒーを淹れるために欠かせない大切な工程なんです。
私も昔は「早く飲みたいのに、なぜ待つ必要があるの?」と思っていました。
でも、プロのバリスタに教わった正しい蒸らし方を実践してみたら、驚くほど味が変わったんです。
この記事では、以下のような疑問にお答えしていきます。
- 蒸らしが必要な理由
- 適切な蒸らしの時間
- ベストなお湯の温度と量
- 最初のドリップは捨てるべきか
難しい専門用語は使わず、初心者の方でもすぐに実践できる方法をお伝えします。
この記事を読めば、明日からのコーヒータイムがもっと楽しくなるはずです。
それでは、より美味しいコーヒーを淹れるためのヒントを、一緒に見ていきましょう!
コーヒー蒸らしとは何か?それって必要?

コーヒーを淹れるとき、最初にちょっとだけお湯を注いで待つ時間がありますよね。
この「ちょっと待つ」工程が蒸らしなんです。
カフェでバリスタさんが最初にお湯を少し注いで、じっと待っている姿を見たことがある方も多いのではないでしょうか。
コーヒー蒸らしの基本的な意味
蒸らしとは、挽いたコーヒー粉に少量のお湯を注ぎ、粉全体を湿らせてから抽出を始めるまでの工程のこと。
英語では「プレインフュージョン」や「ブルーミング」とも呼ばれる、れっきとしたコーヒー抽出の技術なんです。
蒸らしが必要な理由と目的・コーヒーの味に与える影響とは
「待つ時間がもったいない!」
私も最初はそう思っていました。
でも、この蒸らしには3つの重要な役割があるんです。
- コーヒー粉から二酸化炭素を逃がす 挽きたての豆には実は二酸化炭素がたっぷり含まれています。
この二酸化炭素が邪魔をして、お湯がコーヒー粉に均一に染み込まないんです。
蒸らすことで、この二酸化炭素を追い出すことができます。
- 粉全体を均一に湿らせる 蒸らしをしないと、お湯が流れやすいところだけを通ってしまい、抽出にムラができてしまいます。
蒸らしは、まるでコーヒー粉全体に挨拶をして、「これから美味しい成分、出してくださいね」とお願いするような工程なんです。
- 香りと風味を引き出す準備をする 蒸らしの間に立ち上る香り、気付いたことはありますか?
この時間に、コーヒーの繊細な香り成分が徐々に目覚めていくんです。
蒸らしの最適な時間は?蒸らし時間は短い場合は?長いとダメ?
「で、結局どのくらい待てばいいの?」
これが一番知りたいところですよね。
基本的には30秒が目安です。
ただし、これは豆の種類や好みによって調整が必要です。
短すぎる場合(20秒未満)
- 二酸化炭素が十分に抜けない
- 粉が均一に湿らない
- 香りの抽出が不十分に
長すぎる場合(45秒以上)
- お湯の温度が下がりすぎる
- 苦味が強くなりがち
- せっかくの香りが飛んでしまう
コーヒー蒸らしの時間による成分の違いはあるの?
実は、蒸らし時間によって味わいが大きく変わってきます。
短い蒸らし(20秒未満)
適度な蒸らし(20-45秒)
- バランスの良い味わい
- しっかりとした香り
- コクのある味わい
長い蒸らし(45秒以上)
- 苦味が強め
- 渋みが出やすい
- 香りが落ち着いてしまう
コーヒー豆の種類や焙煎度合いで蒸らしの時間は異なる?
これが意外と知られていないポイント。
実は、豆の種類や焙煎度合いによって、最適な蒸らし時間は変わってくるんです。
浅煎り
- 35-45秒くらいの蒸らしがおすすめ
- 豆が硬いので、しっかり時間をかける必要あり
中煎り
深煎り
好みに合わせた調整
ここまで色々な時間の目安をお伝えしましたが、最終的には自分の好みに合わせて調整していくのがベスト。
私のおすすめは、まず30秒で試してみて、そこから少しずつ時間を変えていくこと。
自分好みの味を見つけるのも、コーヒーを楽しむ醍醐味ですよ。
コーヒーの蒸らしで必要なお湯の温度と湯量

コーヒーを淹れるとき、意外と見落としがちなのがお湯の温度と量。
実は、この2つがコーヒーの味を大きく左右するんです。
多くのコーヒー愛好家が、この方法を実践することで、より深い味わいを体験しています!
適切な温度範囲とは
「お湯の温度って、そんなに重要なの?」
実は、とても重要です。
最適な温度は88-92℃。
でも「そんな細かく温度なんて測れないよ~」という方も多いはず。
大丈夫です。沸騰させたお湯を30秒ほど置くと、ちょうどこのくらいの温度になります。
温度による違いを見てみましょう
- 95℃以上:苦すぎる仕上がりに
- 88-92℃:バランスの取れた味わいに
- 85℃以下:酸味が強く、物足りない味に
コーヒー蒸らし湯量の決定方法
「お湯の量って、どのくらい入れればいいの?」
これも実はとても大切なポイント。
基本的には、コーヒー粉の2-2.5倍が目安です。
例えば
- コーヒー粉20gなら:40-50mlのお湯
- コーヒー粉15gなら:30-37.5mlのお湯
多すぎても少なすぎても、うまく蒸らせません。
この量を守るだけで、かなり味が安定しますよ。
お湯の注ぎ方や蒸らしのコツ
ここで、私が実践している蒸らしのコツをご紹介します!
- お湯は真ん中から まず中心にお湯を注ぎ、そこから渦を描くように外側へ。
これによって、粉全体に均一にお湯が行き渡ります。
- 一気に注がない ゆっくりと注ぐことで、粉全体が均一に湿ります。
急いで注ぐと、ムラができてしまいます。
- 最後の一滴まで大切に 注ぎ終わったら、ドリッパーを軽く回して、粉全体が均一に湿っているか確認しましょう。
コーヒーの蒸らしで膨らむといいの?膨らまないのは失敗?

「蒸らすと膨らむって聞いたけど、うちのは膨らまないみたい…」
よくこんな相談を受けます。
膨らまなくても、コーヒーの風味を十分に楽しむことができますよ。
膨らむ理由
- 豆に含まれる二酸化炭素が放出される
- 新鮮な豆ほどよく膨らむ
膨らまない場合
- 焙煎から時間が経った豆
- 挽いてから時間が経過
- 浅煎りの豆
つまり、膨らみは豆の新鮮さを示すサインの一つ。
膨らまないからといって、美味しくないわけではないんです。
コーヒー蒸らしででた最初のお湯は捨てる?そのままでいい?

「最初の一滴は苦いから捨てた方がいいって聞いたんだけど…」
これ、実は大きな誤解なんです。
結論から言うと、捨てる必要はありません!(どうちらの意見もありますが。)
その理由
- 最初の抽出液には大切な香り成分が含まれている
- 全体の味のバランスに重要
- むしろ最初の一滴こそが風味豊か
【まとめ】美味しいコーヒーは丁寧な蒸らしから
さあ、ここまでコーヒーの蒸らしについて詳しく見てきました。
最後に大切なポイントをまとめておきましょう。
- 蒸らしは30秒が基本
- お湯は88-92℃、粉の2-2.5倍が目安
- 豆の種類で蒸らし時間を調整
- 最初のお湯は捨てない
- 膨らまなくても気にしない
コーヒーって奥が深いですよね。
でも、これらの基本を押さえれば、おうちでも十分美味しいコーヒーが淹れられます。
明日の朝から、ぜひこのポイントを意識して淹れてみてください。
きっと、いつもより美味しい一杯に出会えるはずです。
それでは、素敵なコーヒータイムをお楽しみください!